小畑に残るもの

郷の祭りの、まんなか

天満神社(大宮天神社)

小畑905、小畑川の右岸に鎮座する天満神社。中世には「大宮天神社」と呼ばれ、川述郷の村々が集う郷の総社でした。天正7年(1579年)の神事次第には、練相撲・獅子舞・田楽踊・竜音舞・流鏑馬と、祭りを彩った演目が並びます。

主祭神は菅原道真。誉田別命や天照皇大神など六柱が配祀されています。現在の本殿は寛文10年(1670年)の造立。明治7年(1874年)には郷社に列し、明治45年(1912年)に八重畑神社を合祀しました。

例祭は毎年10月17日。平成30年(2018年)の台風で被害を受けた鳥居は、村の手で再建されました。北小畑・南小畑の屋台が練り、獅子が舞う——四百年前の帳面に記された祭りの熱が、いまも境内に残っています。

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文禄三年から、村とともに

法雲寺

小畑2126、山手に山門を構える曹洞宗の寺、法雲寺。文禄3年(1594年)、浅谷惣堂禅師を開祖、頓覚道笑を開基として開かれました。

本尊は十一面観世音菩薩。秀吉の天下の世に開創されて以来、四百年あまり、小畑の人びとの祈りの場であり続けています。

天神の社と観音の寺——村の暮らしは、このふたつに寄り添われて続いてきました。

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東の集落の、お伊勢さま

東宮神社

小畑1771に鎮座する東宮神社(ひがしのみやじんじゃ)。その名のとおり、東の集落を見守ってきた社です。

主祭神は天照皇大神。伊邪那岐神・伊弉那美神・豊受大神など九柱もの神々が合わせてまつられています。小畑にはこのほか五社大神社(小畑2768)もあり、広い村のそれぞれの集落が、それぞれの社を守ってきました。

例祭は毎年10月16日。天満神社とあわせて、小畑の秋は社めぐりの季節です。

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